お母さんにはいつも笑っていてほしい。
でも常にお母さんは闘っていて、とっても忙しくてかんばっているんです。
しかも心配事はたくさん。
当然、悩みのたねもいっぱい。
そんな“悩みのたね”、少しでも解決のお手伝いができればと、よくある質問を載せてみます。
悩みのたね その16 どうしよう?!こどもの歯のケガ、口のケガ!!
こんにちは。歯科衛生士の森です。
今回はお子さまに多い『歯のケガ』などお口のトラブルについてのお話です。
転んだり、お友達とぶつかってしまったり、スポーツ時にケガをしたり、、、お子さんの思わぬケガで焦った、なんてこと経験された方も多いはずです。
当院にも転んで歯をぶつけてしまった!歯がグラグラしている!?と急患のお電話を頂くことが多くあります。
また、転んで咬んでしまった唇や舌、歯肉のケガだと血が唾液と混ざり、出血量が多く見えやすいです。
その場合、落ち着いてどこから血がでているのか確認し、清潔なタオルやガーゼで押さえて出血が落ち着くのを確認し、歯がどのような状態か確認しましょう。
もし、歯が抜け落ちてしまった場合、、、
抜け落ちた歯を戻せる場合もあるので、念のためお持ちください。
学校や保育園・幼稚園では、保健室に歯の『保存液』を置いている施設も増えました。
抜け落ちた歯を洗ったり消毒をせず、歯の根っこ部分に触れずに、歯の頭の部分を持ってすぐに保存液に浸してください。
ご家庭であれば、牛乳で代用出来ます。
歯の根っこを乾燥させないことがポイントです。
同時に早急に歯科へお電話と受診を!
その際のポイント!
お口の怪我をした際に、歯科医院に伝えるポイント
①いつ、何時頃にどのようにケガをしたのか
②歯がどのような状態なのか
(ぐらぐら?欠けた?位置がずれた?抜け落ちた?等)
③年齢
④全身疾患やアレルギーがないか等
お電話で教えて頂けるとその後の対応がスムーズになります!
そしてケガ後の受診するタイミングが大切です!
ケガの具合によっては、早急に治療に取り掛かることで歯を長く残せる可能性が高くなります!
歯のケガをされた場合、急患枠でお入れしますので遠慮なくご連絡ください。
ケガの時の唇やお顔、舌など粘膜のケガは、
当院1階にあるマイ形成外科スキンクリニックと連携をとって対応しております。
また、ぶつけた日が病院のお休みで出血もないし、歯も揺れてないし、見た目も大丈夫そうだけど・・・
そんな時も後日、歯科の受診をおすすめします。
見た目は大丈夫でも、ぶつけた衝撃で目に見えない根っこにダメージを受けていることがあるからです。
歯科でレントゲンを撮って確認してもらいましょう。
ケガ、事故となるとパパ、ママたちも焦ってしまいますよね。
起こらないことを願っていますが、、、もしものときは、お子さんにとってベストな治療ができるように整えておりますのでご相談ください。
気になる点、些細なことでもご心配なことがありましたらお気軽にスタッフまでお声掛けください。
歯科衛生士 森