お母さんにはいつも笑っていてほしい。
でも常にお母さんは闘っていて、とっても忙しくてかんばっているんです。
しかも心配事はたくさん。
当然、悩みのたねもいっぱい。
そんな“悩みのたね”、少しでも解決のお手伝いができればと、よくある質問を載せてみます。
悩みのたね その32
こどものいびきは危険?
と話題になっているのを、ご存知でしょうか?
「寝る子は育つ」という言葉があるように、子供にとって睡眠は成長にとても大切なものです。
逆に言えば・・・
『寝ないと育たない』
睡眠は時間だけでなく、いかに〘質の良い睡眠がとれているか〙がとても重要だと報告されています。
今回はお子さんのいびき・無呼吸についてのお話したいと思います。
●さて、いびき無呼吸はどうして発生するのでしょう???
これは、上気道(鼻から声帯までの空気の通り道)の狭窄によるものです。
さらに顎が小さ過ぎたり口の中、特に舌の筋肉の緊張が緩くなり喉を圧迫し(舌根沈下)狭くなりやすい状況になるのも原因です。
特に低年齢のお子さまに多く見られるさらなる原因は『鼻詰まりや扁桃肥大・アデノイド』などの要素が加わると無呼吸を起こしやすいと言われています。
このような呼吸が安定しない睡眠では低酸素が生じてしまい、心臓に負担がかかったりと本来休息する目的の睡眠の【質】が悪化してしまい様々な症状を引き起こしてしまいます。
●そもそも無呼吸症候群の診断基準って・・・
★成人は1時間あたりに5回以上の無呼吸低呼吸が生じた場合『睡眠時閉塞性無呼吸症候群』と診断します。
★小児の場合は・・・
1時間のうちに『1回』でも無呼吸があれば病的な無呼吸症候群と定義されているんです!
それだけ、お子さんにとっての睡眠が重要であることが読み取れますね。
身長が低いのも、長引くおねしょも、落ち着きが無く成績の低下もこの影響!!!??
●無呼吸症候群がどのような症状を引き起こすのでしょう?
長引く夜尿症(おねしょ)、学習障害、低身長、ADHD(注意欠陥多動性障害)の原因の一つであることが知られています。
- 夜尿症…下垂体のADH(抗利尿ホルモン)の分泌低下
- 低身長…下垂体の成長ホルモンの分泌低下
- ADHD 脳が休まらない為に十分な睡眠がとれず、精神不安が生じる
- 学習障害…睡眠障害による集中力の低下
簡単にメカニズムは記載しましたが、成長に影響するので7才頃までの治療スタートなどの対応が必要であることがお分かりいただけましたでしょうか?
お子さんの無呼吸の治療はほとんどが治るものです!
先ずは、お子さまの呼吸、鼻づまりの有無、睡眠の違和感を見逃さず耳鼻科、小児科、小児歯科医などへご相談ください。
どこかの違和感を感じ取れるのは側に居るパパ、ママです。解決の糸口が必ずあるはずです。
